【不登校】親の孤独がいちばん心配

新親孤独心配アイキャッチ画像 心理・メンタル
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こんにちは。
元高校教師で、元不登校生の親、えむへいです。

今回は不登校の「親御さん」にスポットを当てた記事です。

先日私は下記のようなツイートをしました。

結構反響があったツイートだったので、今回はこのツイートに関連した「不登校の親御さんの孤独」をテーマに記事を進めていきたいと思います。

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【不登校】親の孤独がいちばん心配

親孤独心配記事内画像1

不登校の問題の場合、もちろんその子ども本人が辛いことは言うまでもないのですが、でもその親御さんの苦労も計り知れないものがあります。

身近な人間からの非難

自分の子どもが不登校になってしまうと、親御さんはみんな最初は以下のようになりがちです。

「なんでうちの子だけ?!」

「原因は何?!」

「私の子育てが間違っていた?!」

もう軽いパニック状態ですよね。

また、子どもの気持ちを知ろうとしても何を考えているかよくわからず、まともに会話をすることさえ困難だったりもします。

その結果、子どものせいで生活のすべてが嫌になってくるみたいに感じてしまうことだってあります。

そしてこれに追い打ちをかけるのが心無い周りの対応です。

「お前の育て方が悪い」

「甘やかしすぎだろ」

「うちはそんなことなかった」

周りの人間はもう言いたい放題ですよほんと。

こんな感じで毎日毎日家族や親戚など身近な人たちから責められるような言葉を浴びせ続けられると、誰だって自己嫌悪、自己否定が強くなってきます。

学校の冷たい対応

不登校の問題で頼みの綱となるのが学校の先生なんですが、その学校の先生によってさらに親御さんのメンタルが傷つけられるということも残念ながらあります。

「学校では特に問題はありません」

「家庭の方に問題があるのでは」

「まずは親御さんがしっかりとしないと」

「学校に来てくれないとこちらでは何もできません」

身近な人たちに非難され、学校の先生やスクールカウンセラーの先生にもこのような冷たい対応をとられる。

こうなってくると徐々に親御さんは追い込まれていきます。

残念な専門機関

身近な人たちや学校以外にも相談できる人たちはいます。

適応指導教室やフリースクールの先生、心療内科のお医者さん、カウンセラーなどです。

でも、これらの先生方からも場合によっては心無い言葉を浴びせられてしまうことがあります。

「もっとお子さんの気持ちを理解してあげてください」

「家族できちんと話し合ってください」

「学校に相談すればいいじゃないですか」

それがうまくいかないから相談しにきてるのに…っていう感じですよね。

こうなってくるといよいよ親御さんとしてはかなりピンチです。

家庭内でも孤立、社会でも孤立という、まさに八方ふさがりな状態です。

そして親が病む【私の例】

こういう状態が続くと、親は自分の子育てに自信をなくしてしまうんですよね。

自尊心とか自己肯定感もすっかり下がり切ってしまいます。

私もそうでした。

うちは子どもが高校生のときに不登校になったのですが、私はそのとき教師をしており、また、私自身も不登校の経験があったのですが、そのことでかえって周りから心無い言葉をかけられました。

「学校の先生の子どもなのに不登校なの?」

「親が不登校だったから子どもにもうつったんじゃない?」

それまでの自身の経験が仇になると言いますか、周りにいいようにネタにされると言いますか…

ほんとに辛かったです、このときは。

もうこのときは子どもも病んで親も病んでました。

家族の会話も激減し、どよ~んとした暗い雰囲気に家族全体が包まれていました。

こうなってくるともう子どもの学校のことだけじゃなくなってくるんですよね。

自分の仕事やプライベートなど、すべてが嫌になってくるというか。

人生すべてにおいてネガティブ思考になってしまうというか。

辛すぎて自分で人生を閉じるみたいな考えまで思い浮かべてしまったり…

子どもより親が心配

でも当たり前ですけど、ダメですよね、そんなのは絶対。

そもそも実は子どもの方は案外平気だったりするんですよ。

子どもは自分の心と体を守る防衛反応として不登校の状態となったと言えます。

なので、よほどのことがない限り(それ以上強く追い込まない限り)、それ以上悪くなるということはそうそうありません。

でも、親は別です。

周りからの追い込みはずっとその後も続くことがあるし、しかも親には不登校みたいな逃げ場もありません。

だから私はむしろ不登校の子ども以上に、親御さんの方が心配なんですよね。

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相談相手や場所を確保すべし

親孤独心配記事内画像2

ではどうすればそんな親御さんを救えるか。

それは「孤立しない」ということに尽きます。

親の孤立を避ける

とにかくまずは親御さんが孤立しないようにしてほしいです。

ちょっと余談ですが、人間が自殺する要因は「孤独」と「挫折」の二つが揃ったときと言われています。

片方だけだったらいいんですけど、両方が揃うと途端に苦しくなるというものです。

そういう意味でもやっぱり孤立や孤独は絶対避けたいです。

そのためにまずは話し相手を見つけるべきです。

その際、役立つアドバイスをしてもらえれば一番ですが、でもそれも別に絶対必要ではありません。

まずは話を聞いてくれる相手、共感してくれる相手を見つけたいです。

そこがまずは孤立化しないスタートです。

そこから徐々に元気を取り戻し、そしてだんだんと具体的な方策を考えていくという流れがベストです。

複数の相談相手や場所を確保する

相談相手や場所には以下のようなものがあります。

・夫(妻)
・友人
・職場の上司や同僚
・自分の親
・学校の先生
・スクールカウンセラー
・医者
・占い師
・不登校関係の専門家
・TwitterなどのSNS
・えむへい

記事の前半で書いた通り、全然こちらの話を聞いてくれない、理解してくれない相手というのは必ずいます。

だから私は以下をおすすめします。

相談相手や場所は複数さがしてみるべし

はっきり言って相手は誰でもいいんですよこの際。

上記にある通り、占い師だって全然OKです。

実際に私も占いに何度も通ったことがありました。

とにかく自分の話を否定せずに聞いてくれる相手を確保したいんですよね。

そしてその上で適切なアドバイスももらえたりしたらもう相談相手としては完璧です。

あと、相談相手は可能であれば複数確保したいです。

あまり特定の一人の人に依存しすぎてしまうと、その相手とうまくいかなくなったりしたときに困ってしまいます。

あとはその相手が重荷に感じてしまうこともあります。

いずれにせよ、そうやってとにかく孤立化を避けてほしいです。

そうすることで親御さんのメンタルが安定し、それがまたお子さんにも良い影響を与えることにつながります。

また、私えむへいを相談相手にしてくれてもいいです。

これまでも何人かの方々と直接お会いしたり、LINE電話でお話をさせていただきました。

その方々とはその後もメル友だったりLINE友だちとして定期的に関わっていたりします。

時間や料金等の詳細はこのブログの「お問い合わせ」やTwitterのDMでお答えしております。

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まとめ

親孤独心配記事内画像3

では今回の記事をまとめます。

・不登校問題は子ども以上に親がしんどい
・なぜなら親は逃げ場がないから
・だから意識的に孤独にならないように相談相手を見つけてください!
・えむへいでも全然OKです!

今回の記事は以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ではまた。

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