【不登校生向け】欠席が多い場合の面接試験でたった1つの大事なこと

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えむへい
えむへい

こんにちは。

元高校教師で、元不登校生のえむへいです。

面接試験でもし欠席が多いことを突っ込まれたらどうしよう…
なんて答えたらいいんだろう?
やっぱり僕は面接試験無理かな?

えむへい
えむへい

大丈夫です!おすすめな答え方があります!

ということで、今回は不登校生には何かと不利になりがちな「面接試験」について記事を進めていきたいと思います。

今回の記事内容

・マイナスな「過去」から学んだことを伝える
・もう大丈夫な「現在」を見せる
・プラスな「未来」を語る

もっと簡単に言えば、今回の記事の結論は次の通りです。

「今は大丈夫です」と言えばすべてOK

上記が「たった1つの大事なこと」です。

一応もう少し詳しく説明していきますね。

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マイナスな「過去」から学んだことを伝える

面接記事内画像1

はじめにちょっと嫌な話をしてしまいますが、基本的には実際不登校生にとって「面接試験」はちょっと手ごわいのは確かです。

高校入試や大学入試であればそこまで欠席日数が合否に影響することはありませんが、いちばん不利になりそうなのが「就職」試験です。

就職の場合は「仕事を休まれたり、辞められたら困る」というのがあるので、欠席日数を採用の大きな要素にしている会社も結構多いんですよね。

だからその場合は高確率で欠席日数のことを聞かれます。

また、就職試験だけでなく高校入試や大学入試でも、欠席日数の多さを突っ込まれることは結構多いので、今回はそこのところを解説していきますね。

実際に今回の記事パターンで、欠席が多い生徒の多くが会社や大学に合格しています。

だからあなたにもがんばってほしいなと思います。

欠席した事実は変えられない

当たり前ですが、欠席日数の改ざんなんて絶対にできません。

なので、今から欠席日数を減らすことなんてできません。

休んでしまったものはもうしかたないです。

その「変えられない事実」にだけスポットを当てて、それに対してマイナス評価を下し、あなたを不合格にするような学校や会社については、もう縁がなかったと思って諦めましょう。

ちょっと偏見かもしれませんが、そんな学校や会社はどうせそもそもたいしたところではないですよ。

大事なのは「今現在」のあなたはどうなのか、どういう考えを持っているのか、そして「将来」はどうなりたいと考えているのか、です。

過ぎ去ったどうにもできない過去にこだわってばかりいる学校や会社なんて、あなたが行くことありません。

過去から何を学んだかが大事

だからと言って、「不登校でした。ずっと休んでました。以上。」では、中身がなさすぎです。

それに、そもそもそんな中身が空っぽなことなんてないはずです。

「不登校」という、鬼ムズなハードモードを過ごしてきたあなたは、そこから絶対何かしら得るものがあったはずです。

そこには何か「学び」があったはずなんです。

例えばこんなのです。

・人間関係の難しさを学んだ
・他人に対する思いやりの大切さを学んだ
・言葉の怖さを学んだ
・家族のありがたみに気づいた
・一生の友人に出会えた  など

何でもいいです。

不登校を通して、「あー、こういうことが辛かったなあ」とか「あのときは嬉しかったなあ」という具体的な出来事を思い出し、そこから発展させていけばいいんです。

ポイントは「以前の自分だったらわからなかったことがわかった」ということ

あなたの人生上で、不登校によって何か新しい発見が必ずあったはずなので、それを思い浮かべてほしいです。

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もう大丈夫な「現在」を見せる【これがいちばん大事】

面接記事内画像2

過去ばかりを見てくる学校や会社は置いといて、たいていの学校や会社は過ぎ去った過去よりも、あなたの今現在の状態や、あなたの未来の展望について興味を持っています。

学校や会社によってはむしろ「過去なんて一切関係ない」というスタンスのところもあります。

明るく元気な現在の自分の姿を見せる

面接試験では目の前に面接官がいるので、あなたの現在の状態は目で見て、耳で聞いて判断できます。

あまり無理しすぎてもしかたないですが、できれば元気よく明るく笑顔で面接に臨みましょう。

面接官が一番心配しているのは「入学や入社してからも不登校(不出勤)になるんじゃないか」ということです。

おすすめの受け答えマニュアルを下記に示しますね。

パターン1

面接官
面接官

中学校(高校)では欠席が多かったみたいですが、これは何か理由があるんですか?高校(大学・会社)では大丈夫ですか?

あなた
あなた

はい。以前は体調を崩しがちで自己管理がうまくできていませんでした。しかし今はだいぶうまく自己管理ができるようになり、体調を崩すこともなくなりました。貴校【※高校入試の場合】(貴学【※大学入試の場合】)(御社【※就職試験の場合】)に入学(入社)してからも自己管理を心がけていきたいと思っています。

パターン2

面接官
面接官

中学校(高校)では欠席が多かったみたいですが、これは何か理由があるんですか?高校(大学・会社)では大丈夫ですか?

あなた
あなた

はい。中学校(高校)では人間関係のトラブルに巻き込まれてしまい、体調を崩してしまうことがありました。しかし今はそのトラブルも解消し、体調もすっかり良くなりました。4月からも元気に通う自信があります。

こんな感じですかね。

「不登校」という言葉はあえて別にこちらから出す必要もないと思います。

出してもいいですけど、上記のように出さなくても普通に受け答えできます。

あと、今後のことについてはぶっちゃけウソをついたっていいです。

どうせ未来のことなんだから、4月から実際どうなるかなんて誰にもわかりませんし。

面接試験のこの時点ではたしかにこう思っていた、というスタンスでいれば、そもそもウソをついたことにはなりません。

理由なんて適当でいい

ちなみに欠席の理由も別に適当でいいです。

そんな細かく聞かれないし、逆に細かく答え過ぎてしまうと、他の質問の時間がなくなってしまうので、向こうも必要以上にあまり突っ込んできません。

あと、その理由が本当かウソかなんて、面接官には絶対にわかりません。

言いやすい流れ、話しやすい理由を一応準備しておいて、それをただ話せばいいです。

繰り返しますが、大事なのは「現在と未来」です。

だから必勝パターンは下記です。

何を突っ込まれても「今は大丈夫」「今は頑張っている」というスタンスで

このパターンは欠席日数だけでなく、他にも応用が効きます。

それは下記。

途中で部活を辞めた場合
①「勉強に専念したくて(←適当な理由でOK)辞めました。今はとにかく勉強をがんばっています」
②「部の活動内容や人間関係が理由で辞めてしまいましたが(これも理由は適当でよし)、別な部に入り直し、そこでは一生懸命がんばりました」
ピアスの跡
「過去の私は自分に甘く校則を守れないこともありました。でも今は深く反省し、4月からもきちんとルールを守って、自分に厳しくがんばっていきたいと思っています」

要するに「昔はダメダメだったけど、今は大丈夫です。反省してがんばっています」と言うことで、すべての過去の出来事をリセットして、現在はOKという状態を見せるという作戦です。

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プラスな「未来」を語る

面接記事内画像3

前述しましたが、とにかく「未来」については明るく前向きなことを言えばOKです。

実際にそれが将来できるかは別の話です。

とにかく「今現在自分が将来どうなりたい、何がしたい」のかを言えたらいいんです。

あとから「おまえあのとき入学したら毎日学校を休まずに通いたいって言ってたじゃないか」と言われたら、「だってあのときは本当にそういう気持ちだったんです」でOKです。

合格してしまえばこっちのものです。

あとから合格取り消しなんて絶対になりません。

過去のマイナスを未来へのプラスに変える

なので、これまでの内容をおさらいすると以下の流れになります。

過去【不登校(失敗経験)から〇〇を学んだ】→現在【今は大丈夫(反省している)】→未来【これまでの経験を生かして今後も頑張っていきたい】
具体的にはこんな感じになります。
「その時の経験で人間関係の難しさ、大事さがわかった。今は周りともうまく付き合うことができているし、自己管理もできている。これからも思いやりを持って人とのコミュニケーションを大切にしながら、どんなことにもチャレンジしていきたい」

こんな感じですかね。

でも別に必ずこう言いなさいというわけではなく、自分の経験や考え重視でいいですからね。

でも基本は「過去の失敗から学んだこと」「現在は回復」(ここがいちばん大事)「将来もがんばる」という流れがいちばんおすすめです。

欠席日数など、痛いところを突かれたら、こんな流れで答えちゃえば全然OKです。

まとめ

面接記事内画像4

では今回の記事をまとめます。

・過去の出来事は変えられない
・でも今は大丈夫になったということをちゃんと伝える
・そして将来は過去に学んだことを生かして頑張るという姿勢を見せる

学校や会社によっては、不登校などの特殊な経験をした方がむしろプラスに評価してくれるところもあります。

なるべくそういうところが受験先だったらいいんですけどね。

そして世の中そういうところがもっと増えてくれればいいなあと思っています。

だって、不登校は本当は決してマイナスな出来事ではないので。

最後まで読んでくださってどうもありがとうございました。

ではまた。

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