【中高生向け】不登校や欠席が多い人の入試対策まとめ【調査書・面接】

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えむへい
えむへい

こんにちは。
元高校教師で元不登校生、元不登校生の親、えむへいです。

私は19年間教師をしていました。

その内訳は公立高校や私立高校、中高一貫校などです。

その中で高校や中学の担任を始め、特進クラスや生徒指導主事も担当してきました。

さらに、不登校の生徒もその中でたくさん見てきました。

また、私自身も過去に不登校の経験があります。

そして、自分の子どもも不登校になったことがあります。

これらの経験を踏まえて、このブログでは不登校の人たちを応援する記事を書いています。

その中で、これまでいくつか「入試に関する記事」も書いてきました。

今回はこれらの記事をもう一度紹介しながら、「不登校の人たちや欠席が多い人たちの入試対策まとめ記事」というものを書いていきたいと思います。

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【中高生向け】不登校や欠席が多い人の入試対策まとめ【調査書・面接】

入試まとめ記事内画像1

最初に結論から言ってしまうと下記になります。

欠席が多くても高校や大学には普通に受かる

もうとにかくこれです。今回の記事で私が一番言いたいのは。

だからほんとに必要以上に不安に思ったり、心配したりしないでほしいなと思います。

なぜ心配しなくていいかということをいろいろ説明していきますね。

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まずは調査書の中身について

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「調査書」は別名「内申書」とも呼ばれます。

これは皆さんの3年間の学校生活の全記録と言ってもいいものです。

不登校の人や欠席が多い人は、まずこの調査書の存在が気になってしまいますよね。

私も高校時代は休みまくっていたので、大学試験の時はかなり気になりました。

あまりにも気になっていたので、当時の担任の先生に「自分の調査書を見せてください」とお願いしたんですが、その先生は見せてくれなかったんですよね。

「くそ~、ケチ臭いなあ」と思って、今だから言える話ですが、1枚余分に請求して、勝手に封を開けて見たことがあります。(ほんとはダメでしょうがもう時効ということで…)

ちなみに私は教師時代、面接試験がある生徒に対しては、渡しはしなかったものの、じっくりちゃんと見せることはしていました。調査書に書いている内容が面接試験で聞かれる可能性もあるからです。実際やっぱり事前に見せておいて良かったと思うことが多かったです。だからやっぱり私の高3の担任の先生も見せてくれても良かったのにと未だに思っています。別に恨んではいませんが。

ということで、そんな気になる「調査書」について書いた記事が下記になります。

この記事の中では、実際のいくつかの県の調査書を挙げながら、調査書にはどういうことが書かれているのかを具体的に説明しています。

一応中学生向けの記事にはなっていますが、高校の調査書の形式もだいたい一緒なので、高校生にも参考になると思います。

記事の後半では「推薦入試ではなく、一般試験(筆記試験がある試験)を受けましょう」みたいに、入試対策の話もしています。

これも高校入試だけでなく、大学入試にもつながる話だと思います。

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調査書の「欠席理由の欄」にはどう書かれるか

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調査書の中には「出欠の日数を書く欄」があって、さらにその隣に「欠席した理由を書く欄」というのも、たいていどの調査書にもあります。

不登校や欠席が多い人にとっては、その欄にどう書かれるのかもちょっと気になりますよね。

ということで、その説明をした記事が下記です。

まあ結論は「体調不良と書かれる」なんですけどね。

えむへい
えむへい

私の調査書にも「体調不良」と書かれていました。

不登校だからって、「不登校」とは普通は書かれません。

私も長年実際に調査書を何百枚も書いてきましたが、一度も「不登校」なんて書いたことがありません。

たいていは「体調不良」や「頭痛」、「腹痛」です。

別にウソはついていないですよね。

不登校の人は実際に「体調不良」に陥っているし、場合によっては「頭痛」や「腹痛」になっているときもありますよね。

こんな話が上記の記事には書いています。

入試において、調査書のどの部分が見られるのかという話にも触れています。

これも中学生向けには書いていますが、高校生にも全然共通する記事です。

そもそも卒業できないと進学はできない

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入試も大事ですが、そもそも今の学校を卒業できなければ進学はできませんよね。

義務教育である中学校は欠席が多くても卒業はできますが、高校の場合はちゃんと出席もして、単位を取らないと卒業や進級はできません。

先ほど触れましたが、私も高校時代相当休んでしまい、長期休みとかに特別な課題をやらされたりして、何とかぎりぎりで進級したりしてました。

そんな私と同じような人たち、休み過ぎて進級や卒業が心配な高校生に向けて書いた記事が下記です。

学校ごとに単位認定の条件も違ったりするんですが、とりあえず一般的な基準を挙げて説明しています。

結構詳しく書いているので、数字の説明がちょっと多いです。

まあ結論は、「めっちゃしっかり数えて、ぎりぎりまで休んじゃおう」です。

皆勤賞とか関係ない私たちは、もうこういうスタンスで割り切ってもいいでしょう。

私が教師時代に欠席が多い生徒に使っていたプリントも載せてあるので、参考にしてみてください。

中学生には今は関係ないかもしれませんが、高校に行ってまたいっぱい欠席しそうだったら(ごめんなさい笑)、一度見てもらってもいいかもしれません。

欠席が多くても高校や大学には行ける

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さていよいよ入試の話です。

見出しの通りですが、欠席が多くても(めっちゃ多くても)、高校や大学には行けます。

もうほんとに大丈夫です。

私も高校時代かなり休んだのに大学に受かったし、教師時代、3年間ほとんど欠席だった中学生が高校に入ってきたり、また、高校でかなり休んだ生徒でも大学に合格したっていう例をほんとにたくさん見てきました。

だから皆さんも大丈夫です。

こんな話が書いているのが下記の記事です。

記事は一応中学生向けになっていますが、中身は高校生が大学入試などに置き換えて読んでも通じる記事になっています。

この記事では「欠席は合否には関係ない」という話と、「筆記試験がある試験を受けましょう」という話をしています。

私は19年間高校教師をしてきて、「欠席が多いからこの受験生は不合格」というのを、一度も見たことがないんですよね。

たまたま見なかっただけで、他の学校ではそういうのもあるかもしれませんが、多くの高校(大学もだと思うけどなあ)は欠席を不合格の材料にしていないと思います。

不健康だから不合格とかって、やっぱり倫理的にもちょっとあれな感じがしますしね。

あとはやっぱり筆記試験をすすめる話です。

上記で私は「欠席が多いから不合格」は見たことがないと書きましたが、「校内の推薦の選考会議」においてはごめんなさい。「欠席が多いからちょっとこの生徒は推薦は出せないね」というのはありました。

校内の推薦基準の一つに「欠席日数は何日以内」と定めている学校があったりするんですよね。

だからそういう学校の場合は欠席が多い人はちょっと推薦入試は受けることができなかったりするのは事実です。

でもそういう基準がない学校や、基準をクリアできる欠席が多い人も世の中にはいるので、実際たまに欠席が多い生徒でも、推薦入試で高校や大学に合格している生徒はいました。

でも数的にはやっぱり少ないです。

だからダメ元で推薦を出してみて、推薦が通らなかったり、落ちたりしてしまったら、一般試験(筆記試験がある試験)を受ける、みたいな流れでもいいかもしれません。

不登校生や欠席が多い人の面接対策

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これまで何度も私は「筆記試験がある入試を受けましょう」と言ってるんですが、でも筆記試験だけだったらいいんですけど、たいていは入試科目に「面接試験」もあったりするんですよね。

皆さん、面接試験は得意ですか?

えむへい
えむへい

コミュ障ぎみな私は超絶苦手でした…

ちょっとした偏見かもしれませんが、不登校や欠席が多い人って、結構面接が苦手な人が多いように感じます。

また、苦手ではなくても、「欠席が多いことを聞かれたらどうしよう」と悩んでいる人も多いと思います。

そんな人たちに向けて書いたのが下記の記事です。

まあ結論は「ウソでもいいから今はもう元気ですと言え」なんですけどね。

記事にはもう少し詳しめに書いているので、もしよかったら見てみてください。

終わりに【とにかく休みが多くても大丈夫!】

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とにかく見出しの通りで、不登校や欠席が多くても入試は何とかなります。

学力が足りなくて困っている人は、自宅でも勉強ができる通信系の教材やオンライン学習、家庭教師などを利用して、筆記試験で1点でも多く取れるように頑張ってほしいなと思います。

たとえば以下のようなものがあるので、ご参考にしてみてください。

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今回の記事は以上になります。

皆さんの入試がうまくいくようお祈りしております。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ではまた。

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