【元教師が解説】不登校でも子どもは育つ!

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えむへい
えむへい

こんにちは。
元高校教師で元不登校生、元不登校生の親、えむへいです。

不登校のお子さんを抱える親御さんの気持ちとして「不登校の間は何もかもが止まったまま」と感じてしまうことがあると思います。

「自分の子どもは何一つ成長できていない」

「他の子どもに遅れをとっていて親として焦りや不安を感じる」

「不登校の間は人生において意味がない期間だ」

こんな気持ちになってしまっている親御さんが多いと思います。

でもこれらはすべて間違っています!

不登校の間でもお子さんは確実に成長しています!

私のこれまでの経験から私はそう断言できます。

【元教師が解説】不登校でも子どもは育つ!

不登校育つ記事内画像1

不登校の間でも子どもは確実に成長しています。

でもそれはなかなか見た目にはわかりにくいです。

不登校の子どもはいつもいろいろ考えている

不登校の子どもでも立派に成長していると私が言う理由は以下です。

不登校の子どもの頭の中は常にフル回転している

不登校の間の子どもは見た目にはただ寝ているだけとか、ただゲームをしているだけのように見えたりします。

「親の心子知らず」の状態で、これだけ親が心配しているのに子どもの方は何も実りあることをしていない、考えていないように見えるんですよね。

えむへい
えむへい

でも本当はそうじゃないです!

実際には子どもも子どもなりにいろいろ考えてますよ。

そもそも不登校の間ずっと何も考えていない能天気な子どもなんていないと思います。

不登校の子どもにはまず「時間」がたくさんあるので、考えたくなくてもどうしたっていろいろ考えてしまうのが普通です。

確かに、心と体があまりにも疲れ切っていて、元気エネルギーが0のときには思考停止状態となって何も考えられないということはあるでしょう。

でも、ある程度休養ができたら絶対いろいろ考え出すはずです。

「学校に行かなきゃいけないのはわかっているのに行けないなんて自分はなんてダメな人間なんだ…」

「担任の先生やクラスメイトは自分のことをどう思っているんだろう…」

「家族にも迷惑をかけている…」

「自分は一体これからどうなってしまうんだろう…」

このように学校のこと、友人のこと、家族のこと、進路のことなど、本当にさまざまなことを考えているはずです。

でもそんなことをずっと考え続けていると、もう頭の中がこんがらがっておかしくなってしまいそうになります。

だからそういう現実から逃避する行動として、寝たりゲームをしたりYouTubeを見たりするという行動に流れる子どもがとても多いんですよね。

なので、なかなか寝つけずに昼夜逆転してしまうのはある意味当然だし、遊んでいても本当は別に楽しくなかったりするんですよね。

頭の中は常にいろいろなことでフル回転しているので。

不登校の子どもがひどく疲れやすいのもこれらが原因となっていることが多いです。

でも不登校の間に子どもが考えていることは確実に今後につながる!

でも不登校の間に頭の中で考えていることって、その後のお子さんの人生においてとても貴重で有意義なものになると私は思っています。

たとえばこんな感じに。

自分のことをいろいろ考える→自分を見つめ直すことは将来の進路選択を考えるきっかけとなる
家族や友人、先生のことを考える→人間関係の築き方や難しさを学ぶ
自分のメンタルを意識する→その後の人生でメンタルコントロールは非常に重要

不登校の間に子どもが考えることって、計り切れないほどのプラスの効果があると私は感じます。

自分のことを見つめ直すとか、人間関係のこと、将来のことをここまで深く考えるという経験はなかなかできるものではありません。

少なくとも、普通に学校に行っている子どもがここまでこれらのことを深く学ぶ機会なんてそうそうないです。

また、「メンタル」についても同じことが言えます。

今の時代は自分のメンタル(心)をいかに安定させるか、崩さないようにするかというのが何よりも重要な要素となっています。

そういう意味では不登校の子どもというのは、まさに実践でメンタルトレーニングを行っていると言えます。

確かに不登校の間の子ども本人や親御さんにとっては、メンタル的にかなりきつい状態が長く続いたりします。

だから「トレーニング」だなんて簡単に言うなよというお気持ちにもなるかもしれません。

でも不登校を経験した私自身や私の子どもは、確実に不登校の間で自分のメンタルの維持のしかたを学びました。

そしてそれが今の自分たちの人生に活かせています。

子ども時代からきついメンタルトレーニングを行うのは確かにつらいんですが、でも大人になってから急に困難に直面してメンタルがやられてしまう人というのも世の中います。

大人になってから初めて経験する困難というのもそれはそれできついですよ。

「遅かれ早かれ」というやつなので、どうせだったら早くそういうものは経験しておいた方が後々に絶対活かせると私は思うんですよね。

だから、子どもが(そして親も)不登校の間に考えていることは必ずその後の人生に活きます。

したがって、不登校の間でもお子さんは確実にそこからさまざまなことを学び取って成長し続けていると言えます。

確かに成長が遅れるものもある【でもカバーは全然可能】

不登校でも子どもは育つ、成長しているということをここまで書いてきました。

これは要するに、子どもの「心」の部分が育っている、成長しているということになります。

なので逆に言うと下記のような心配もあるわけです。

「心」以外の部分は育たない、成長しないのではないか

確かにこれは不登校の親御さんとしては心配されるところではあるでしょう。

「心」以外の部分というのは、具体的には下記のようなものが挙げられます。

・学力
・体力
・コミュニケーション能力

このあたりの能力について「うちの子どもは不登校だから全然成長していない…」と親御さんは心配してしまうわけです。

えむへい
えむへい

でも大丈夫です!

確かに上記のような能力については、自宅でお子さんのことを「完全放置」してしまったりすればさすがに妨げとなるでしょう。

でもちゃんとケアしさえすれば全然普通にいくらでもカバーできます。

たとえば、「学力」であれば下記のようなものを利用していくらでも勉強することができます。

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「体力」についても、やる気さえあれば自宅でいくらでも体を鍛えることが可能です。

また「コミュニケーション能力」についても、学校でしか能力を伸ばせないわけではありません。

家族内での会話でもコミュニケーション能力は育ちますし、少しでも外出できる元気がある場合は、そこで外部の人とのコミュニケーションによって力はつきます。

あとはネット上での付き合いがある子どもはそこでもコミュニケーション能力は鍛えられています。

直接会って話すだけがコミュニケーションではありません。

むしろコロナ禍で最近はネットでのトークやチャットなどのコミュニケーションというのが仕事でも重宝されてきています。

このように、お子さんのそのときの心身の回復具合にもよりますが、心配される学力などの能力については、自宅での工夫次第で全然余裕で成長が望めます。

でもぶっちゃけ、上記のような能力は後からでも別にいくらでも伸ばすことができるんですけどね。

勉強したり体を鍛えたりするのは言うまでもなく、コミュニケーション能力だって、子どもの頃は苦手だった人でも大人になるにつれてだんだんと上手にできるようになったりします。

だから子どもの頃とか若い頃にいちばんやっておきたいのはやっぱり「心を育てる」「心の成長」なんですよね。

そういう意味では、むしろそのへんのいわゆる普通の子どもより、不登校の子どもは今後大人になるにつれて爆発的に伸びる可能性を十分に秘めた存在なんだと私は思っています。

まとめ

不登校育つ記事内画像2

では今回の記事をまとめます。

・不登校の間でも子どもの頭の中はめっちゃフル回転
・そこで考えていることはその後の人生に必ず役立つ
・だから不登校の間でも子どもは成長し続けている
・むしろいわゆる普通の子どもよりも有意義で深い学びをしているとも言える

「急がば回れ」ということわざがありますよね。

ほんとそんな感じですよ。

不登校の子どもは遠回りしている分、絶っっ対にその後の人生でむしろプラスになると私は確信しています。

遠回りや寄り道、道草って一見無駄なように見えて、でもすごくそこに深い学びが詰まっていたりするんですよね。

不登校とはそのようなものだと私は思っています。

今回の記事は以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ではまた。

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