不登校と発達障害―学ぶ環境をオンライン教材で整える

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こんにちは、えむへいです。

今回は「不登校」と「発達障害」という2つの視点から、子どもたちの「学びの環境」についてお話ししたいと思います。

私がこのテーマに向き合いたいと思ったのは、現場で感じるある種の「希望」があるからです。

不登校や発達障害を抱える子どもたちが、自分のペースで学びを再開し、自信を取り戻していく姿をこれまで何度も見てきました。

その中でも特に、「オンライン教材」という選択肢が、子どもたちにとって大きな支えになる場面が増えてきたと実感しています。

この記事では、発達障害の種類を簡単に説明した上で、オンライン教材との相性や、私自身が通信制高校で見てきた実例を踏まえてお話しします。

※この記事には一部PRが含まれます。

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発達障害とは?主な3つのタイプ

発達障害といっても、その特性はさまざまです。

ここでは代表的な3つのタイプを簡単に紹介します。

1. ADHD(注意欠如・多動症)

集中力が続かない、忘れ物が多い、衝動的に動いてしまうなどの特徴があります。

ただし、興味があることには極端に集中でき「過集中」の傾向もあります。

私の教え子でも、「授業中はソワソワしているけど、ゲームになると2時間でも平気」という子どもがいました。

大人の視点では「集中できない」と見えても、実は「集中の方向」が違うだけというケースも少なくありません。

2. LD(学習障害)

知的な発達には遅れがないにもかかわらず、「読む」「書く」「計算する」といった特定の学習分野に困難があります。

ディスレクシア(読字障害)、ディスグラフィア(書字障害)、ディスカリキュリア(算数障害)などがあります。

たとえば、板書を写すのに極端に時間がかかったり、漢字の形がどうしても覚えられなかったり。

そうした子どもたちには、「書くこと」よりも「話すこと」「聞くこと」を軸にした学習が合っていたりします。

3. ASD(自閉スペクトラム症)

対人関係やコミュニケーションが苦手で、強いこだわりを持つことがあります。

急な変化に弱く、予測可能な環境を好む傾向があります。

一見すると「無表情」「冷たい」と誤解されがちですが、実際はとても繊細でまじめな子が多い印象です。

「毎日同じ時間に、同じ順番で学習する」というパターンがあると、驚くほど力を発揮できる子もいます。

また、ASDの子どもは興味のあることには深くのめり込む傾向があり、その特性を生かして得意を伸ばすことができるケースも多いです。

学校での学習がうまくいかなくても、得意分野に光を当てることが、学びへのモチベーション回復につながります。

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オンライン教材と発達障害の相性

発達障害の子どもたちにとって、集団での一斉授業は負担が大きいことがあります。

教室という空間自体がストレスになることもあるでしょう。

人間関係や雑音、スケジュールに縛られる感覚など、学校は刺激の多い場所です。

そんな中、オンライン教材の「自分のペースで学べる」「繰り返し学習できる」「周囲と比較されにくい」といった特徴は、発達障害の子にとって非常に相性が良いと感じています。

実際、通信制高校での勤務の中でも、教室にはなかなか足が向かないけれど、家でオンライン教材に取り組むことはできるという生徒が少なくありません。

ある生徒はADHDの診断があり、教室では集中が途切れやすかったのですが、PCやタブレットを使った学習では自分の好きなタイミングで区切りながら進められることで、無理なく内容を理解できるようになりました。

途中で休憩を挟んでもよい、繰り返して見られる、といった柔軟さが、学習の持続にとても効果的でした。

また、ASD傾向のある生徒は、決まった手順で進んでいくオンライン教材の「予測可能性」に安心感を抱き、少しずつ学習への意欲を取り戻していきました。

教室での突発的な指示や質問が苦手な生徒にとって、オンライン学習の「一定の流れ」は、大きな支えになります。

別の生徒は、学校に登校できない期間が半年以上続いたあと、保護者の方と一緒に「少しだけでも家で学ぼう」と決め、週に数回15分ずつ学ぶスタイルからスタートしました。

最初はためらいもありましたが、「自分で進められる感覚」が育ち、今では1日1時間以上自分で教材に取り組めるようになっています。

こうした「本人の意欲」を少しずつ引き出すきっかけとして、オンライン教材はとても有効です。

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オンライン教材の一例:「すらら」

具体的な教材の一例を出すと、「すらら」というオンライン教材があります。

・学年にとらわれない「無学年式」であること
・アニメーションによる解説で視覚的にも理解しやすいこと
・つまずいた部分を自動で分析してくれること
・タイピングや音読など、視覚・聴覚の両面からアプローチできる設計であること

などが特徴です。

全ての子どもに合うとは限りませんが、「自分のペースで学べる」環境づくりの一例として参考になるかもしれません。

「どんな教材が合うか」はお子さんの特性によっても大きく変わります。

教材選びは慎重に、そして柔軟に。

合わなければ無理に続ける必要はありません。

何より、「その子が安心して使える」ことが一番大切です。

自分のペースで学べるという価値

何よりも大切なのは、「子どもが自分のペースで学べる」ということです。

学校に行けないという事実は、子ども本人にとっても大きなストレスです。

その上で、学習の遅れや周囲との差に敏感になってしまうと、さらに自己肯定感が下がってしまいます。

しかし、オンライン教材などを活用して「自分のペースで進めていい」と感じられたとき、子どもたちは少しずつ表情を変えていきます。

「今日は5分だけやってみる」「この単元だけやってみる」そんな小さな一歩が、やがて大きな自信へとつながります。

「みんなと同じじゃなくていい」

「昨日の自分より一歩進んでいれば、それでいい」

そんなメッセージを、学びを通じて感じられる環境が、今の時代には必要なのではないかと、私は思います。

親御さんも、「やらせなければ」「学校に戻さなければ」と思いつめすぎないでほしいです。

まずは、今日できたことに目を向ける。

それが、明日への希望になります。

最後に

「発達障害」や「不登校」に向き合うご家庭には、本当に多くの不安や迷いがあると思います。

何が正解か分からず、ついネットの情報や周囲の声に振り回されてしまうこともあるでしょう。

でも、学びの方法は学校だけではありません。

今はまだ、ほんの少ししか前に進めない日もあるかもしれません。

でも、「自分のペースで学ぶことを認めてもらえた」という体験は、子どもにとってその後の人生の大きな支えとなるはずです。

そのような意味で、「オンライン教材」という選択肢を、一つの可能性として検討してみても良いと思い、今回記事を書きました。

無理なく、自然に、子どもが自分らしさを取り戻すきっかけになるかもしれません。

家庭で学ぶという選択肢は、決して妥協ではなく、むしろ子どもの個性に寄り添った「前向きな選択」です。

今回は以上です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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