【不登校の原因】不登校は誰のせい?本人?親?学校?

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えむへい
えむへい

こんにちは。元高校教師えむへいです。

今回は「不登校の原因」について、記事を書いていきたいと思います。

この記事は、現在不登校で悩んでいる人やその親御さんに向けて書いています。

記事の内容は以下です。

・不登校は大きく2つに分けられる
・自分を責めるべきではないという話

【不登校の原因】不登校は誰のせい?本人?親?学校?

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不登校のパターンは本当に多岐に渡っています。

不登校は大きく2つに分けられる

でも、不登校は大きく以下の2つのパターンに分けられます。

①原因がはっきりとわかるもの
②原因がはっきりとはわからないもの

①原因がはっきりとわかるもの

不登校の原因がはっきりわかるものとしては、例えば以下のようなものが挙げられます。

・いじめやからかい、嫌がらせ
・友人関係のトラブル
・担任や部活顧問など、学校の先生とのトラブル
・勉強や進路での悩み
・家庭環境 など

とにかく原因がはっきりとしているものについては、もう解決の糸口はわかっているので、それをどうにかしてやっつけていくしかないですよね。

ただ、だからと言ってそんなに簡単にすぐに解決、とはなかなかいかないこともあります。

例えばいじめ問題にしても、加害者をどうにかすればいいだけではなく、そこには学校の関わり方にも問題がある場合もあるでしょうし、先生とのトラブルの場合でも、実はそこには別の生徒の問題も絡んでいた、なんてこともあります。

問題を解消する場合は一面的に見ただけで判断せず、その裏側まで見る

上記のことはよく言われますよね。

いずれにせよ、原因は絞れているので、そこから解決方法を探っていけば必ずこの場合の不登校は解決に持っていけるはずです。

②原因がはっきりとはわからないもの

解決ががなかなか難しいのは、こちらの「原因がはっきりとはわからないもの」の方です。

案外不登校というのは原因がはっきりしていないものが実際多いです。

文科省発表の不登校の原因の資料では、例えば高校の場合、いちばん多い理由は「該当なし」(要するに原因がはっきりしないということ)ですからね。

これについては過去の記事で触れています。

どんな場面においても、原因がはっきりしないものを解決するなんて、普通に考えてかなりの難易度でしょう。

なので、こちらのパターンの不登校はほんとに辛いです。

自分を責め過ぎない

原因がわからないと、人はとりあえず誰かのせいにしがちです。

その人の性格にもよりますが、その矛先を必要以上に自分に向けてしまう場合があります。

本人が自分を責めてしまう

特に理由が何もないのに学校に行けないなんて、自分はなんて弱い人間なんだ。甘えと言われてもしかたない。親にも迷惑かけているし、本当に自分は最低の人間だ…

みたいな感じです。

とにかく本人が自分を責めてしまうというパターンです。

親が自分を責めてしまう

特に理由が何もないのに子どもが学校に行けないということは、原因は自分にあるかも。家庭環境のせいかな…それとも自分の育て方が悪かったせいかな…

親御さんが自分を責めてしまうパターンですね。

学校の先生が自分を責めてしまう

特に理由が何もないのにこの生徒が学校に来れないということは、原因は自分にあるかも。いじめを見落としている?自分の関わり方に問題がある?

学校の先生が自分を責めるというパターンも何気にあります。

実際私もこのパターンのときがありました。

私が高校1年のクラス担任をしていたときに、特に何も問題がなさそうだった女子生徒が急に不登校になってしまい、結局1年持たずに辞めてしまったことがあります。
そのときは「見落としていただけで実はいじめなどがあったのだろうか」「担任である自分の関わり方に何か問題があったのだろうか」など、自分を責めて結構しばらく落ち込んでいたことがあります。

本当は何かしらの原因がある

以上3パターンを示しましたが、この人たちはみんな自分のことを責め過ぎだし、そもそもみんな間違っています。

不登校の原因がはっきりしない場合は、以下が不登校の引き金になっている場合も考えられます。

・ADHD(注意欠陥多動性障害)
・ASD(自閉症スペクトラム障害)
・LD(学習障害)
・HSP(=周囲に過剰に反応や同調する人)  などの発達障害系
 ※HSPは正確には障害に含まれませんが、便宜上ここでは含めています。

ということで、これはもう本人のことなので、親や学校の先生のせいではないことはもちろんですが、だからと言って本人のせいというわけでもありません。

上記の障害はそもそも生まれつきのものなので、もう治るとか治らないとかの問題ではありません。

しかもネガティブなイメージが先行しますが、これらには取りようによっては良いと言える点もあります。

たとえば以下の感じです。

・ADHDの人は、行動力がある人
・ASDの人は、物事に細かくこだわることができる人
・LDの人は、苦手なことにずっとチャレンジしてきた人
・HSPの人は、周りに気遣いができる人

なので、障害はよくその人自身の「個性や特性」などと言われたりしています。

個性や特性というのは始めから備わっているものなので、そもそも良いも悪いもありません。

だからそこで本人が非難されるのは間違っています。

まあ性格みたいなものなので、本人の努力しだいで少しは直せるのかもしれませんが、基本的に劇的に変えるのは難しいでしょうし。

本人も含めて周りが理解する

だからもし自分の不登校がこのパターンに当てはまる場合は、まず「自分を知る」ということから始めましょう。

自分は何が苦手で何が嫌なのか。

でもその代わり、何が得意で何が好きなのか。

特性によってそれぞれに特徴があるはずだと思います。

実際に病院に行って診断をしてもらえればいちばんいいですが、今はネットで簡易的にセルフチェックすることも可能です。

またこの場合は、親や学校など、周りの協力も不可欠になってきます。

学校の先生方でも、案外ちゃんとした深い部分までの知識は乏しい場合もあるので、たとえば親御さんでまずきちんとお子さんの特性を理解し、それを担任の先生に伝えて協力を仰ぐ、みたいなパターンがいいでしょう。

えむへい
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実際私も教師時代はこのパターンで、親御さんを通して障害についていろいろ学びました。

あとは、今は障害系の子どもたちに特化した学校や学習方法が、昔よりはだいぶ選べるようになりました。

以下のようなものですね。

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まとめ

不登校誰のせい画像2
今回の記事をまとめると以下になります。
・不登校の原因がはっきりしている場合は、とにかくその解消を図る
・不登校の原因がはっきりしていない場合は、障害系が絡んでいることが多い。
・この場合は誰のせいでもないので、むやみに自分を責めない。
・障害(特性)を理解して日常生活や学校生活を送る

とにかく自分を責め過ぎると、「罪悪感」や「自己嫌悪」が強くなって、その結果、「自己肯定感」ががっちり下がってしまうので、いいことなんて何もないです。

あまり自分を責め過ぎないようにしてください。

ではまた。

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