こんにちは。
元高校教師のえむへいです。
以前私はこんなツイートをしました。
メンタルを強くするためにはメンタルを鍛えるべきと当たり前のように昔は思っていた。
でも最近は様々な情報に触れて、メンタルを強くするためには、睡眠や食事、筋トレなど他の要素こそ大切だということがわかった。
「日常生活を丁寧に過ごす」
それがメンタルを強くする近道。— えむへい@元高校教師が不登校を支える (@emuheiblog) March 27, 2020
今回はこのツイートについて、私の実体験を元に解説していきたいと思います。
メンタルを鍛えるのではない
「メンタルトレーニング」ってありますよね。
メンタルを鍛えて、強い心を手に入れよう!みたいなものです。
私も過去にそれ関係の書物はたくさん読んできました。
なぜかと言うと、私自身、昔から「お豆腐メンタル」だからです。
すぐ病みがちです(泣)
そのため、昔から私は「自分のメンタルを強くするためにはどうすればいいんだろう?」と、いろいろな情報に触れて、自分の心を鍛えようと頑張ってきました。
でもこれがなかなか難しいんです。
確かに世の中にはいろいろ役立つ効果的なメンタルトレーニングの種類や方法はたくさんあります。
でもそれらの中には「そもそもそれができたら始めから苦労してないよ」っていう内容のものも結構多いんです。
「気持ちの維持の仕方」や「心の受け止め方」などは、簡単な練習や訓練で変えられるほど甘くはありません。
できる人もいるかもしれませんが、少なくとも私が過去にいくつか実践してみたメンタルトレーニングは、私にはハードルが極めて高くて難しいものが多かったです。
メンタルを強くする方法「4つの要素」
それよりも、もっと手っ取り早くシンプルにメンタルを強くできる方法を私は最近知りました。
これを実践してから私はメンタルで大崩れすることはなくなっています。
それは何かと言いますと、冒頭のツイートに書いたものと、おまけの一つを加えた「4つの要素」を意識するということです。
②食事
③筋トレ
④腸内環境
これら4つのことに気をつけて毎日を過ごすことで、私はかなり劇的にメンタルが改善しました。
この方法の良いところは、誰でも確実に自分一人で取り組めるところです。
次項から私の経験談を踏まえながら、簡単に解説していきます。
①睡眠
「睡眠」についてのポイントは以下です。
・でも寝過ぎも良くない
・時間帯はこだわり過ぎなくていい
やっぱり「寝る」ってとても大事です。
私の感覚では最低でも6時間は寝ないと調子が落ちます。
人にもよりますが、理想は7〜8時間ですかね。
メンタルがいかれてたときは睡眠時間が3時間とか4時間で、そのときはもう体も心もなんかおかしかったです。
あとちょっと注意なのは「寝過ぎ」も良くないということです。
二度寝や三度寝を何度もしたり、10時間以上ずーっと布団に入っているのも、メンタル的には良くないです。
寝ている最中はそれで良くても、いざ起きようとすると体が変に重かったり、起きても頭がぼーっとしたりして、かえって心がふさぎがちになることが多いです。
あとよく言われるのが「昼夜逆転」についてですが、これはあまり気にし過ぎなくていいです。
そもそもメンタルが弱っている時は寝れないことが多いです。
だから時間帯は関係なしに寝れるんだったら寝た方がいいです。
寝れるだけまだましというか、もうけものです。
私が絶不調に病んでいたときは、寝たくても全然寝れないということがあり、それがとにかく一番辛かったです。
昼夜逆転を直すのは、ある程度いい感じの睡眠時間が取れるようになってきてからの「第2ステップの目標」として取り組みましょう。
だからまずは、短過ぎず長過ぎず、ある程度ちょうど良い睡眠時間をちゃんと取るということが、メンタルの改善につながるということを意識すべきです。
②食事
「食事」についてのポイントは以下です。
・糖質の摂り過ぎに注意
・スナック菓子も少なめに
・タンパク質を多めに摂る
・野菜は気にし過ぎなくていい
食事についてまずポイントになるのは「量」です。
食べ過ぎ飲み過ぎはやはりよくありません。
体に良くないだけじゃなくて、心にもダメージがきます。
「あー、食べ過ぎてしまったー。太ってしまうー」という罪悪感とは別に、ほんとに何だかメンタルがいまいちになるんですよね。
だからむしろ、ちょっと少ないくらいの食事量の方がメンタル的にはちょうど良かったりします。
私はメンタルが下がってきたと感じたら、意識的にあえて食事の量を減らしたりしています。
次のポイントは食べる「内容」です。
私の経験上、ダメなのはまず「糖質の摂り過ぎ」ですね。
要するに「炭水化物」です。
私は米がとても好きで、たまに無性にがっつきたくなるときがあります。
で、実際がっつくんですが、残念なことにその後ほぼ確実にメンタルが下がります。
それから「スナック菓子」もメンタルにきます。
そもそもこれは体にもあまり良くないですしね。
食べ過ぎなければいいんでしょうけど、ちょっと羽目を外して食べ過ぎると、体はむくむし、心は下がるのであまりいいことはありません。
その代わり、食べてメンタルが上がると私が感じるのは「タンパク質」です。
要するに「肉」です。
米をかなり少なくして肉を多めに食べているときのメンタルは、基本かなり強くなっている実感が私にはあります。
肉の種類は基本何でもいいと思います。
だからステーキとかでももちろんいいとは思いますが、でも高いんですよねえ(悲)
なので、私のおすすめは「鶏肉」です。
私の家の冷蔵庫には、鶏のムネ肉やモモ肉がたくさん冷凍されています(笑)
タンパク質は他にも魚や豆腐や納豆など他の食材でも摂れますが、私の実感としてはメンタル的にはやはり肉なんですよね。
このあたりは体質も関係しているかもしれません。
あとは健康の面で誰もがすすめる食材と言えば「野菜」がありますが、これは私はあまり意識していません。
体には良いかもしれませんが、メンタル的にはそれほど高い効果があるとは私は感じないからです。
野菜には糖質が多く含まれているものも多いからなのかもしれません。
あとはおまけで大人向けの話ですが、「お酒」もあまり良くはないですね。
ほんとにちょっとの量をたしなむ程度だったらいいかもしれませんが、がばがば飲むと肝臓だけじゃなく、メンタルもやられます。
「食事の量を少なめにして、タンパク質は多めに、糖質は控えめにする」
これをメンタル強化につながる食事として私はおすすめします。
③筋トレ
「筋トレ」についてのポイントは以下です。
・ホルモンや脳内物質が関係している
・見た目が変われば自信にもつながる
スポーツやジョギングなど、運動であれば基本何でもメンタルに一定の効果はあると思います。
でも私の一番のおすすめは「筋トレ」なんです。
これは科学的にも根拠があるようで、どうやら筋肉量が増えると体内のホルモンや脳内物質がメンタルの向上につながるらしいです。
それからあとは、自分の見た目が変われば自信にもつながります。
「ダイエットに成功したらメンタルも強くなった」という話もよく聞きます。
ただし、あまり無理し過ぎて変に自分を追い込んだりするのは、かえってメンタルには悪いです。
また、本当にメンタルが激下がりしているときは、そもそも筋トレをやる元気もないはずです。
なので、筋トレはメンタルが低いときに行うのではなく、ある程度メンタルが上向いているときに、メンタル維持を目的として取り組むことをおすすめします。
④腸内環境
「腸内環境」についてのポイントは以下です。
・腸活には食物繊維や発酵食品が効果的
お通じの調子が悪いと何だかメンタル的にもいまいちなんですよね。
逆に毎日きちんとお腹の調子がいいときは、メンタルも調子がいいです。
少しいろいろ調べてみたら、「腸内にもメンタルに影響を及ぼす物質がある」という記事も複数見かけました。
どこまでほんとかはわかりませんが、私の実感的には「そうかもしれないなあ」と思えたりもします。
そのメンタルにも影響がありそうな腸内環境を整えるために必要だとよく言われているのが、やはり「食物繊維」です。
そして「発酵食品」も腸活にはいいらしいですね。
そもそも発酵食品は免疫力を高めることが期待されるので、今世界中で心配されている新型コロナウイルス対策にも良い影響を与えると考えられます。
ということで、腸を整えることもメンタルにつながります。
まとめ
今回の記事をまとめます。
・それよりも、他の要素(睡眠、食事、筋トレ、腸内環境)を整えた方が早く確実に結果が得やすい。
メンタルを強くするためには、結局「毎日をなるべく丁寧に生きる」ということが大事なんだろうと思います。
今回の記事は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ではまた。
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